セミナー【クラウドファンディングと知財】を開催して

2017.11.02

 昨日(11月1日)、弁理士会館でクラウドファンディングと知財に関するセミナーを開催しました(主催は日本弁理士会関東支部)。

 参考:http://www.jpaa-kanto.jp/chizai_seminars/tokyo20171101.html

 (金融経済新聞に掲載されました)

 当初、定員30名としていましたが、申し込みが予想以上に多かったので増員し、当日は50人近くの参加がありました。

 私が所属する委員会が企画したイベントで、知財資金調達のダブルテーマでした(知財の講演は私が担当しました)。

 クラウドファンディング運営事業者数社にも協力してもらいました。

 各社からそれぞれクラウドファンディングに関する興味深い話があったのですが、私の文章ではそのニュアンスが伝わりそうもないので“かなり面白かった”とだけ言っておきます。

 協力してくれたのはレディーフォー朝日新聞きびだんごの3社です。各社からCF立ち上げ秘話や関わったプロジェクトなど具体事例を交えた話をしてもらいました。

 レディーフォーはクラウドファンディングの先駆け的な存在で寄付的なプロジェクトが多い点に特徴があります。寄付的、というと慈善事業プロジェクトをイメージするかもしれませんが、ものづくり系プロジェクトも全然アリですね。

 朝日新聞はメディアに強い点が特徴です。これは良いというプロジェクトが新聞に掲載されるというのは、まさに新聞社のCFプラットフォームという感じです。また、自社だけでなく他紙にもどんどん発信しているとのことです。

 きびだんごはモノづくりを中心に成功後のプロジェクトのイベントを開催したりするなど手厚い対応をしている点が特徴です。創業した松崎さんは自身もCFマニアでキックスターターの多くのプロジェクトの支援者になっているのだとか(今週11月4日のズームインサタデーにCFマニアということで出演するらしいです)。

 CFに挑戦したいという人には、まず、どのプラットフォームを使ったらいいのか、という最初の壁が立ちはだかります。

 今回は、利益度外視で各事業者に来てもうことができた点が良かったのかもしれません。

 大変好評だったので、年度内に第2弾を企画できればと考えています。

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