以前、触れましたが、最近はユーチューバーで商標登録する人が増えているようです。
ここで、著名人が商標登録する際に気を付けるべき点として身バレがあります。
かつて、ふなっしーの中の人の情報が判明するという事件(?)が起こっています。
『ふなっしー「中の人」ついに判明? 商標登録情報に「出願人」の氏名が』 https://www.j-cast.com/2013/11/22189795.html J-CASTニュース2013/11/22記事 |
商標登録出願すると1~2か月で出願情報が特許情報プラットフォームというサイトで公開されます。
個人で出願した場合、出願人名と住所という個人情報がばっちり公開されます。
対策としては、
・個人名以外で出願する(例えば、合同会社などを設立し会社名で出願、など)
・自宅住所以外の住所で出願する(例えば、レンタルオフィスを借りてその住所を使う、など)
といったことが考えられます。
ふなっしーの例では事後的に上記のような対策をとったのが見てとれます。
また、ユーチューバー事務所のような組織を頼ることができる場合は自分の代わりに出願してもらうということも手かと思います(ただし、その場合は商標権の管理を任せる相手とどのような契約を結ぶか、などいろいろ考えるべきことがありますが)。